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3月某日
久しぶりに病院へ行く。
病院へのコースはわかっているので、
連れて行かれそうになると慌てて引き返す。
でも、どんなに抵抗してもまったく無駄だ。
3.9Lの体はひょいと宙に浮き、そのまま病院まで運ばれる。
受付の赤毛のねーさんとは顔なじみだ。
残念ながら、診察券を忘れてもカルテは手際よく準備される。
待っている間、どうしても震えてしまう。
何回来てもなかなか慣れない。
奥で行ったり来たりする手術着姿の大先生が見えた。
呼ばれて診察室に入る。いつもの若い先生だ。
体重3.9L、変わらず。理想的なボディ。
体温39度、ちょっと高め。走って来るし、緊張気味なのでいつも高い。
他には、ええと特に問題……ないですね。
いつもおとなしいねえ、毛並みがいいねえ、顔が長いねえ。
顔が長いのか……。
今日は肛門線しぼりだ。
肛門の両脇にある袋をぎゅうっと絞り上げてもらう。
茶色くてすごく臭い液が出る。
出した後は気分がいいので、ちょっとの間我慢する。
痛くされたことはないけれど、先生は肛門線絞りがとても巧くなった。
先生がこの病院に来たときに比べれば、
ほんとに気持ちよくやってくれるようになった。

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